富士山にある村「鳴沢村」のグルメ・「道の駅 なるさわ」周辺見どころ特集

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富士山の北側に位置する山梨県「鳴沢村」は、青木ヶ原樹海や鳴沢氷穴といった神秘的な自然景観が残る自然豊かなエリアです。

東京からは車や高速バスで約2時間とアクセス良好で、気軽に日帰りや宿泊観光が楽しめます。

今回は、鳴沢村の人気スポットである道の駅「道の駅 なるさわ」で購入できるご当地グルメと、周辺の観光名所を詳しくご紹介します。

さらに、道の駅「なるさわ」へのアクセスに便利なおすすめ宿泊施設も最後にピックアップ。

富士山観光や自然体験を満喫したい方は、ぜひ参考にしてください!

Contents

「道の駅なるさわ」で購入できるご当地グルメ

高原キャベツ

標高約1,000メートルの自然豊かな鳴沢村で栽培される「高原キャベツ」は、寒暖差が大きい気候が育む甘みの強さと色鮮やかさが特徴の特産品です。葉がぎゅっと締まり、ずっしりと重いそのキャベツは、口に入れた瞬間に自然な甘みが広がります。

夏でも夜間の気温が約15度まで冷え込むため、朝にはキャベツの葉に朝霧がたまり、この自然の水やりが甘みの秘密。1977年には国の指定産地にも認定され、品質の高さが評価されています。

収穫期は7月から11月。新鮮な高原キャベツはサラダや炒め物など、素材の味を活かした様々な料理にぴったりです。鳴沢村の「道の駅なるさわ」では地元産の高原キャベツが購入可能で、観光の際にはぜひ味わいたい逸品です。

なるさわ菜

「なるさわ菜」は、江戸時代から鳴沢村で大切に栽培されてきた蕪菜(カブナ)の一種で、地域限定の貴重な伝統野菜です。ほとんどが地元で消費されるため、希少価値が高く、鳴沢村の食文化を象徴する食材として親しまれています。

「道の駅なるさわ」では、なるさわ菜を使ったおやき、饅頭、焼きおにぎりなどが販売されており、連日売り切れ続出の大人気商品です。無添加の自然な味わいが特徴で、素材の旨みをしっかり感じられるため、お土産や地元グルメとしてもおすすめ。

地元の風土で育まれた鳴沢村の「なるさわ菜」は、他ではなかなか味わえない貴重な郷土食。観光の際はぜひ、道の駅や飲食店で新鮮ななるさわ菜グルメを楽しんでみてください。

ブルーベリー

山梨県・鳴沢村で育つブルーベリーは、一粒が大きくてジューシー。酸味と甘みのバランスが絶妙な味わいが自慢です。

7月から8月の旬の時期には、ワンコイン500円でブルーベリー畑の食べ放題が体験可能。新鮮なブルーベリーをその場で味わえる貴重なチャンスです。

鳴沢村産ブルーベリーを使った濃厚ジャムは、砂糖とレモンだけで仕上げた自然な味わい。また、ブルーベリーようかんやサクサク食感の「あまずっパイ」などの加工品も好評。日持ちが良いため、観光土産としてもおすすめです。

ビスケットの天ぷら

ビスケットの天ぷらは、戦時中の食糧難の時代に腹持ちを良くするために考案された、鳴沢村の伝統的なおやつです。

衣をつけて揚げたビスケットは、塩味がなく控えめな優しい甘さ。小腹が空いたときにぴったりの素朴なおやつとして、現在も多くの家庭で親しまれています。

昔ながらの製法を守るビスケットの天ぷらは、観光客にも人気。お土産や地元の懐かしい味を楽しみたい方におすすめです。

せんどそば

鳴沢村の代表的なご当地グルメと言えば「せんどそば」です。]

「せんど」とは、昔ながらのスライサー「せんどつき」で大根を細くツマ状に切ったもの。そばが貴重だった時代に、ボリュームアップのアイデアとして生まれました。

細くスライスされた大根のシャキシャキ食感とそばの風味が絶妙にマッチ。さっぱりとした味わいは、鳴沢村の旅の思い出にぴったりの一品です。

鳴沢村の名物「せんどそば」をぜひ現地で味わってみてください!

珍しい!ランダムピンズガチャ

食べ物以外のお土産でおすすめなのは、こちらのランダムピンズガチャ!
鳴沢村のキャラクターである「なるシカくん」のピンズや、道の駅なるさわのピンズが当たります。
何が出るのか分からないドキドキも味わえて一石二鳥です。

【道の駅 なるさわ】

住所〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8532-63
電話番号0555-85-3366
営業時間9:00〜18:00
定休日
HPhttps://www.ja-narusawamura.or.jp/michinoeki/

道の駅の敷地内に位置する「なるさわ富士山博物館」特集

ミュージアムショップ

「道の駅なるさわ」内にあるミュージアムでは、観光ついでに富士山や鳴沢村の自然・歴史を気軽に学べる展示が楽しめます。

特に注目したいのが、鉱石や宝石の展示エリア

実は山梨県は、水晶の研磨技術が古くから発展してきたことで有名な地域。展示では、その歴史や、水晶をはじめとする多種多様な鉱石の特性について学ぶことができます。

展示を見終わったあとは、併設されたミュージアムショップへ。ここでは

  • 水晶の原石
  • 天然石のアクセサリー
  • 人気のパワーストーンブレスレット

など、旅の記念やお土産にぴったりのアイテムが揃っています。

気になる鉱石があれば、ぜひショップで手に取ってそのパワーを感じてみてください!

自然探索路コース

鳴沢村の自然をじっくり楽しみたい方におすすめなのが、「自然探索路コース」。全長約1.5kmの散策路で、森林浴をしながらゆったりと自然の魅力を体感できます。

コースの途中にある展望台からは、晴れた日に美しい富士山を一望することができます。空気の澄んだ朝の時間帯には、特に多くの地元の方や観光客が散歩を楽しんでいます。

※ペットの同伴は不可なのでご注意ください。

この探索路のもうひとつの見どころは、富士山の噴火によってできた「溶岩樹型」です。
以下のような珍しい地形が点在しており、自然の神秘を間近で感じられます:

  • 井戸型樹型
  • 石柱型樹型
  • 傾斜型樹型
  • 横臥型樹型

地質や自然環境に興味のある方にとっては、学びと感動の詰まった絶好の観察スポットです。

溶岩樹型とは?
井戸型樹型などの名称は、まさに「井戸の形」をしていることを示します。
864年に起こった貞観大噴火にて、富士山より流れ出た溶岩は、鳴沢村まで到達しました。
溶岩流の流下により樹木は取り込まれ、そのまま樹木は焼失して空洞が残りました。
このことを溶岩樹型と言います。
井戸型樹型などの名称は、まさに「井戸の形」をしていることを示します。

探索中は、様々な季節の彩りを感じることもできました。
4-5月には、ミツバツツジの美しい紫色の花が見れる模様。
年中を通して気軽に楽しめるスポットです!

【なるさわ富士山博物館】

住所〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村字ジラゴンノ8532-64
電話番号0555-20-5600
営業時間9:00~18:00(最終入館17:30)
冬季営業時間:9:00~17:00(12月末〜3月末 / 最終入館16:30)
定休日
HPhttps://www.narusawa-fuji.com/

鳴沢村のおすすめ宿泊施設|温泉付きグランピングなら「グランピングヴィレッジ富士河口湖」

富士山観光や自然体験の拠点として注目されている山梨県・鳴沢村。その中でも、アクセス抜群で人気急上昇中の宿泊施設が、「グランピングヴィレッジ富士河口湖」です!

山梨県最大級のヴィラ&グランピングリゾートであり、「道の駅なるさわ」からすぐという立地も魅力のひとつ。

全室に客室温泉が完備されており、旅の疲れを癒す贅沢なひとときを楽しめます。

「グランピングヴィレッジ富士河口湖」では、以下の4タイプの客室を用意。

  • ヴィラタイプ
  • ドームテント
  • キャビンタイプ
  • ペット同伴専用ルーム(ドッグラン付き)

さらに全室にキッチンが完備されているため、「道の駅なるさわ」で購入した高原キャベツや鳴沢菜、ブルーベリーなどの地元食材を活かして、自分だけのオリジナル料理を楽しむこともできます。

愛犬と一緒に宿泊できるペット同伴可能な客室には、専用のドッグランスペースも完備。国内外の旅行者からも高い評価を得ている、ファミリー・カップル・ペット連れにもぴったりの宿泊施設です。

富士山の絶景と、鳴沢村の自然、そして地元食材を満喫できる「グランピングヴィレッジ富士河口湖」で、いつもと違う非日常のグランピング体験をしてみませんか?

「グランピングヴィレッジ富士河口湖」についてより詳しく知りたい人はこちら!

【グランピングヴィレッジ富士河口湖】

住所〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢7430
電話番号050-3174-7256
HPhttps://www.nature-glamping.com

まとめ

今回は、鳴沢村のグルメと「道の駅なるさわ」の見どころを紹介しました。

ビスケットの天ぷらやせんどそばなど、現地ならではのグルメを是非堪能してくださいね。

「鳴沢村」をもっと楽しむ!「富士エリア」おすすめ情報

U.S
Writer at JAPANOPIA Editorial Team
In my 30s, originally from Kyoto and now based in the Kanto region, I have been passionate about traveling both within Japan and abroad since my student days. I love discovering hidden local charms while strolling through cities and towns.

A true nature enthusiast, I’m especially drawn to the sea and mountains—and I’ve even climbed Mt. Fuji! I also enjoy joining local events and festivals, valuing every opportunity to connect with Japanese culture and traditions.

Through my writing, I aim to uncover the deeper appeal of Japan and share insights that make every journey more fulfilling—whether it’s sightseeing spots, gourmet experiences, or outdoor activities.

By highlighting the many attractions of Yamanashi Prefecture, I propose travel ideas where visitors can also experience Japan’s unique spirit of hospitality (“omotenashi”).
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