【アクセス簡単】富士山五合目「富士スバルライン五合目」の見どころ完全ガイド

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日本の象徴とも言える霊峰・富士山。標高3,776mを誇るその美しい姿は、古くから信仰の対象とされ、芸術にも多く描かれてきました。

2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産にも登録されています。

富士山の山頂までの登頂は、例年7月上旬から9月上旬にかけての限られた期間のみ可能で、装備や体力が必要な本格的な登山です。

高山病や天候の急変によるリスクも高く、初心者にはなかなかハードルが高いと言われています。

そんな方向けに、もっと気軽に富士山の魅力を味わいたい方におすすめなのが、富士スバルライン五合目

標高2,305mに位置し、山頂に登らなくても絶景やグルメ、文化体験が楽しめるスポットとして人気を集めています。

今回は、公共交通機関でも行けるアクセスのしやすさと、豊富な見どころで話題の富士スバルライン五合目の魅力を徹底的に紹介します!

Contents

見どころ① ダイナミックな絶景&雲海

五合目からは、山中湖や河口湖、そして樹海の壮大なパノラマが広がります。

特に天気が良ければ、富士山の雄姿を間近に感じられ、運が良ければ幻想的な雲海に包まれることも!

雲の上に立っているような体験は、ここでしか味わえません。

さらに、毎年9月下旬から6月頃にかけては、山頂にうっすら雪が積もる「雪化粧した富士山が見られる時期。

世界的浮世絵師・葛飾北斎も描いたその姿は、日本の四季の象徴ともいえる風景です。

見どころ② 五合目限定!「富士山めろんぱん」

ここでしか食べられない名物が、富士山めろんぱん

その名の通り、富士山の形を模したメロンパンで、外はカリッと、中はふわっとした焼き立ての味わいが楽しめます。

粉糖で山頂の雪を表現した見た目もユニークで、思わず写真に撮りたくなるビジュアル。スーベニアBOXに入れて持ち帰ることもできるので、お土産としても大人気です。

併設の五合園レストハウスでは、うどんやカレーなどの軽食も楽しめ、外国人観光客でも安心して注文できるよう、メニューは番号で表示されていますよ。

見どころ③ パワースポット「冨士山小御嶽神社」

冨士山小御嶽神社ふじさんこみたけじんじゃは、937年創建。非常に歴史のあるパワースポットです。

大昔より、お中道巡りや富士山頂へ至る行程の拠点として機能していました。

縁結びや健康長寿などのご利益があるとされ、富士山型のお守りや御朱印も人気があります。

中でも「富士山」と書かれた御朱印は、旅の記念として心に残る一品です。

見どころその④ 富士山五合目簡易郵便局

富士スバルライン五合目には、日本で最も高い場所(※登山シーズン外の期間)にある郵便局、富士山五合目簡易郵便局があります。

ここから手紙を出すと、富士山の風景を模した特別な消印が押されるため、旅の記念や大切な人へのメッセージに最適です。

また、木製のオリジナルはがき「富士山はが木」も販売されており、特別な思い出づくりにおすすめです。

【必見】富士スバルライン五合目で買える限定お土産

標高2,305メートルに位置するこの場所では、自然の雄大さを感じながら、思い出に残る特別なお土産を選ぶことができます。

ここでは、五合目で購入できる人気のお土産を紹介します。

金剛杖

富士登山の際に使われる杖で、登山中の助けとなるだけでなく、山頂の各所で焼印を押してもらえるため、登頂の記念にもなるアイテムです。登山の思い出を形に残したい方や、年配の方への贈り物としても大変人気があります。

富士山の空気の缶詰

なんと富士山の澄んだ空気を缶に詰めたというユニークなお土産で、缶の側面には郵便番号を記入する欄があり、そのまま郵送することも可能です。見た目も可愛く、話題性も抜群で、旅の面白エピソードとしても喜ばれます。

ポテトチップス

気圧の関係で袋がパンパンに膨れ上がった状態で販売されており、標高の高さを実感できるユニークなお菓子となっています。ちょっとしたネタとしてもぴったりで、友人や同僚へのお土産におすすめです。

富士山羊羹

天皇陛下に献上された実績を持つこの和菓子は、「富士の開運」と名付けられた限定商品で、青と白の美しいコントラストがまるで富士山そのものを表現しています。高級感もあり、目上の方への贈り物にも最適です。

ふじフォン

ふわふわのシフォンケーキで、ボリューム感があり、見た目も可愛いと評判です。しっとりとした口当たりと優しい甘さが特徴で、ティータイムのお供にぴったりのお土産です。

富士まりも

山中湖や河口湖といった富士五湖に生息しているマリモを溶岩と一緒に瓶に閉じ込めた商品で、山梨県の天然記念物にも指定されています。数量限定のため、見つけたらぜひ手に入れておきたいレアアイテムです。

Lululun(ルルルン)

日本を代表するフェイスマスクブランドのご当地限定商品で、桃の香りがほんのり香るリラックスアイテムです。1パックごとの小分けになっているので、友達へのバラマキ土産にもぴったりです。

オリジナルTシャツ

富士山をモチーフにしたデザインのTシャツが多数揃っており、自分の好みに合った一枚を見つける楽しみもあります。登山の記念に、自分用としても、お土産としてもおすすめです。

このように、富士スバルライン五合目では、ユニークで個性豊かなお土産がたくさん揃っています。

他にも、たくさんのお土産があるので、訪れた際には、ぜひお気に入りの一品を見つけて、富士山の思い出を持ち帰ってくださいね!

【服装アドバイス】高山気候に備えた準備を!

富士スバルライン五合目は標高2,300mを超えているため、夏でも肌寒く感じることが多く、防寒対策が必須です。

気温は標高100m上がるごとに約0.6℃下がり、風速1mで体感温度はさらに1℃低下すると言われています。

風が強く、上昇気流も発生しやすいので、雷が鳴った際にはすぐに建物の中に避難して身を守りましょう。

急な天候変化にも備え、コートやダウンなどの上着を持参しましょう。

年間を通しての「富士スバルライン五合目」の平均気温は以下になります。

°C1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
-3-317111418191495-1
-16-15-12-6-14895-2-8-13
引用:https://www.ncei.noaa.gov/

【アクセス情報】バス利用が安心・便利!

富士スバルライン五合目までは、バスか車で行くのがおすすめです。

しかし、車の場合は、毎年7月上旬〜9月下旬は注意が必要!この期間は、富士スバルライン五合目から富士山の山頂にアタックできる開山期間として知られており、毎年多くの観光客がチャレンジすることから、マイカー規制を行っています。

2025年は7月4日(金)〜9月10日(水)がマイカー規制期間で、マイカーでの通行が不可となりました。

そのため、上記期間内に「富士スバルライン五合目」に行きたい時や、マイカーを持っていない場合はバスを利用するのが良いでしょう。

バスは、富士急行線「富士山駅」または「河口湖駅」から出ていて、所要時間は約1時間ほど。運行ダイヤは月日によって変更になる場合がございます。詳しくはこちらをチェック!

引用:https://www.fujikyubus.co.jp/mycar/overallview/

まとめ

今回は、富士スバルライン五合目の魅力・見どころやスポットを紹介しました。

年間を通して雄大な富士山の頂上を見渡しながらグルメやスポットなどを一日中楽しむことができます。

また、現在は、富士山登山鉄道構想というものが策定されています。

これは、富士スバルラインの起点である「富士吉田料金所」付近の「山麓駅」を起点に、終点の「富士スバルライン五合目」までをつなぐ次世代型路面電車(LRT)を走らせるというものです。

もし、これが実現すれば、より気軽に足を運ぶことができるかもしれませんね。今後の富士山にも注目です!

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U.S
Writer at JAPANOPIA Editorial Team
In my 30s, originally from Kyoto and now based in the Kanto region, I have been passionate about traveling both within Japan and abroad since my student days. I love discovering hidden local charms while strolling through cities and towns.

A true nature enthusiast, I’m especially drawn to the sea and mountains—and I’ve even climbed Mt. Fuji! I also enjoy joining local events and festivals, valuing every opportunity to connect with Japanese culture and traditions.

Through my writing, I aim to uncover the deeper appeal of Japan and share insights that make every journey more fulfilling—whether it’s sightseeing spots, gourmet experiences, or outdoor activities.

By highlighting the many attractions of Yamanashi Prefecture, I propose travel ideas where visitors can also experience Japan’s unique spirit of hospitality (“omotenashi”).
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